A1.筋肉が動きやすくなり、カラダの動きがなめらかになります。
筋膜リリースをおこなうと、固くなった筋膜を含めた結合組織がゆるみ、筋肉が動きやすくなります。
筋膜を含めた結合組織は本来、みずみずしく流動性がありますが、普段の生活やアクシデントなどによって脱水し、固まってしまいます。
筋肉や腱、靭帯を包んでいる筋膜(結合組織)が固くなると、皮膚・筋肉・筋膜の間のなめらかな動きが失われてしまい、アンバランスが動きになって不調をまねくことにもなります。
筋膜リリースによって、筋膜(結合組織)に流動性がもどると、なめらかなバランスの取れた動きがうまれてきます。
A2.血液やリンパの流れがよくなります。
筋膜を含めた膜(結合組織)は、血管やリンパ管を通過させています。
筋膜リリースをおこなうと、それらを通過させる膜がゆるむので、結果、血液やリンパの流れがよくなります。
A3.姿勢がよくなります。
カラダの形(姿勢)は、骨や内臓などを包む筋膜を含めた膜や結合組織によって形作られています。
その影響力から、第二の骨格ともよばれています。
体の中のどこかの筋膜や結合組織が固くなると、骨や内臓の位置がゆがみ、結果、カラダの形や姿勢がゆがんでいきます。
筋膜リリースをおこなってゆるめると、骨や内臓などの体の位置が、膜や結合組織の力によって本来の位置の状態にもどりはじめていきます。
A4.気持ちや気分がラクになります。
筋膜を含めた膜(結合組織)は、神経も通過させています。
それら膜が固くなると、神経が通常の働きを欠いてしまいます。
筋膜リリースをおこなうと、神経のとおり道がゆるむので正常な働きとなります。
またお腹周りの膜をゆるめることで、副交感神経の働きがよくなり、気持ちや気分がらくになります。